About Us

物質的な贅沢や便利さを超え、
日々の瞬間にじっくりと息づく
豊かさを感じること。
季節の移ろいを肌で感じ、
自然の香りや温もりに心ほどき、
静けさの中自分の内なる声に耳を傾ける。
表面的なきらびかさではなく、
深く根づく安らぎに
満たされた感覚に包まれた暮らし。
これらが、豊かに満たされる
「上質な暮らし」だと私たちは考えます。
設計思想:静謐の住処
「静謐の住処」は、日常の喧騒やストレスから離れ、穏やかで心静かな時間を過ごせる場所を指します。
この住処は、自然と調和し、内なる安らぎを大切にした空間で、心の静けさを引き出すようにデザインされています。
静謐な空間は、過度な刺激を避け、心身をリラックスさせることで、住まう人が自己と向き合うひとときを与えてくれます。

静謐さ
「静謐(せいひつ)」とは、静かで穏やかであり、騒がしさや動揺がなく、安らぎや落ち着きに満ちている状態を指す言葉です。日本の美意識において、静謐さは洗練された美しさや、深い内面的な静けさを表現する際に重んじられます。静けさの中にこそ豊かさがある−それこそが私達の理想の根本と言えます。
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自然との調和
自然光を取り入れる大きな窓、四季を感じる庭、またはシンプルな観葉植物など、自然を身近に感じられる工夫をほどこす。
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ミニマルなデザイン
シンプルで過度な装飾を排除したデザインが、視覚的にも心地よい静けさを感じさせます。
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心地よい間接照明
柔らかく温かみのある間接照明が、空間に優しい光の層を作り出します。
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音の配慮
遮音性の高い構造により外部からの騒音を軽減し、中庭や開口部の工夫により自然音が楽しめる空間を演出します。
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内外のつながり
内と外の境界を曖昧にすることで、穏やかな気の流れが生まれ、心地よい静謐さが感じられます。
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自然素材の使用
木材や石、布といった自然素材を取り入れることで、温かみのある穏やかな雰囲気を作り出し、五感が整います。

機能美
外観は敷地を読み取り、人の目がきになるところは閉じ、美しい景色は取り入れるような設計を。室内に関しても、生活感を生み出してしまうようなものを主となる空間から排除することで美しさが生まれます。こうした設計は、必要なものが集約され使い勝手が良く意識せずとも暮らしやすさを感じられる機能美をもたらします。
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外からの視線を
遮る工夫家そのものを高い塀で囲むのではなく、庭木や垣根、格子などを使うことで、完全に閉鎖的にならずに柔らかく視線をブロックします。
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クローズドな玄関や
アプローチ玄関やアプローチが直接見えないように曲がり角や植栽で工夫することで、隠れ家的な雰囲気が生まれます。
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開放的な内側空間
中庭や吹き抜け、光庭などを活用して、内側でありながら自然と触れ合える場所を設けます。
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奥まった場所にある
プライベートルーム外部から最も遠い位置に置くことで、音や視線の影響を最小限に抑え、完全なプライベート空間として機能します。
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限られた窓や
工夫された窓配置通常の住宅のように大きな窓を外壁側に設けず、中庭やプライベートガーデン側に向けて窓を配置することで、周囲の視線から完全に守られながらも、自然光を取り入れます。
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収納の工夫
見える収納だけでなく、見えない収納スペースも活用することで、常にスッキリとした空間が保たれます。

緑との調和
ご依頼のある建築地は千差万別。その敷地を読み解き、日の入りや風の抜け見える景色から建物の間取りを導きます。しかし、街中で建築する以上、どの敷地も美しい景色を切り取れるわけではありません。私たちが掲げる「静謐な空間」を作るために、美しい景色は借景として取り入れ、そうでない場合は中庭で囲い、緑によって自分たちで美しい景色を整えます。
緑を使い分け彩る
樹木もむやみに植えるのではなく、建物と合わせて計画することで美しさと機能性が生まれます。例えば、道路や隣地の視線が気になるところには常緑樹を植え、緑のカーテンで視線を外す。南の窓面には落葉樹を植え、夏は葉によって日差しを遮り、冬は葉が落ちることで心地よい陽射しを取り入れることができます。

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下草
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アプローチ
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樹木を引き立てる下草
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わき木
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落葉樹
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板塀
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生垣
会社概要 Company
屋号 | リクア建築設計事務所 |
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所在地 |
射水モデルハウス 〒939-0341 富山県射水市三ケ2736-1 TEL 0766-55-3933 |
事業内容 | 設計・施工 |
営業時間 | 9時~17時 |
定休日 | 水曜日 |
資本金 | 20,000千円 |
取引銀行 | 北陸銀行、富山銀行、富山第一銀行 |